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  • 2013.08.13 Tuesday

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    週刊 平戸の椿は、よい椿   お詫び

    • 2013.08.13 Tuesday
    • 22:02
    毎週月曜日に、ブログの更新をしております。
    昨日も、沢山の方が、月曜日だということで、このブログをご覧いただいたのですが。

    実は、昨日当ブログを書こうとしましたところ、
    写真の取り込みがうまくいきませず、
    今日になっても、回復しておりません。

    大変申し訳ないのですが、
    今週は、お休みをいただきたいと思います。

    日本列島は、大変な猛暑となっていますので、
    どうか、皆さま、くれぐれもお体をご大切にお過ごしくださいますように。


     

    週刊 平戸の椿は、よい椿 「森の妖精」

    • 2013.08.05 Monday
    • 00:26
         

    今週の椿は、「森の妖精」です。

    花色・花型   淡い桃色
              一重の盃咲き

    花の大きさ   小輪

    花    期   冬〜春

    葉・樹特徴   葉は小さく、花とともに品の良い椿
              

    平戸のやぶ椿。
    栽培は容易であるが、原木は消滅した。


    <管理人より>

    今年は、夏が早く来て猛暑の感がありましたが、
    7月下旬になり、湿度の高い、曇りがちな天気に変わりました。
    以来、8月になっても、雨がちなお天気が続いています。

    椿は、蕾が付き、これから充実していかなければなりませんが、
    この変則な夏が、開花の時期に、障りとならなければよいのですが。

    さて、今週の椿、「森の妖精」です。

    まァ、かわいらしい、と笑みを誘いそうなネーミング。
    椿振興会のおじ様の命名。
    この椿を見つけた時の、喜びと感動が、この名前に出ているように思います。

    この椿は、平戸島の南部にありました。
    もともとが小さな木で、その後、日照が悪かったかして、枯死してしまいました。

    しかし、挿し木での栽培が容易であったため、
    子孫株は、着々と育っている、とのこと。

    椿展の折などに、デビューする日も近いと思います。

    では、
    今週も、よい7日間をお過ごしください。







     

    週刊 平戸の椿は、よい椿 「平戸しぼり」

    • 2013.07.29 Monday
    • 00:24
          

    今週の椿は、「平戸しぼり」です。

    花色・花型   一重咲き
              白地に赤の絞りが入る
              写真のように、くっきりと色分けのようになることも

    花の大きさ   小輪

    花    期   春

    葉・樹特徴   葉はやや小さく、細長い
              樹勢は強い


    原木は、かなりの大木になっており、絞りの入り方も様々で、美しい椿です。


    <管理人より>

    今週の「平戸しぼり」の写真は、先でよい写真が撮れましたら、差し替えたいと思います。
    ただ、このようにくっきりと色分けが出るのは、珍しいので、
    ご興味を持たれる方もあるかもしれませんね。

    平戸椿・山茶花振興会内では、「平戸しぼり」を所有者の名前を冠して「〇〇しぼり」と呼んでいますが、原木保存の観点から、「平戸しぼり」として公表しております。

         

    やぶ椿の実が、かなり大きくなってきました。
    大きいものでは、直径5センチはありそうです。

    椿油を採れるようになるまでには、まだ1ヶ月ほどかかります。

    では、
    今週も、よい7日間をお過ごしください。
    暑いので、くれぐれも、ご自愛のほどを。



    週刊 平戸の椿は、よい椿 「楊貴妃」の続き

    • 2013.07.22 Monday
    • 00:15
    数週間に渡ってご紹介してきた、「楊貴妃」の最終回です。

    「楊貴妃」は、五色咲きと言って、1本の木に様々な花を咲かせるのですが、
    その中でも、桃色地に白覆輪の花を付ける株を、代表して「楊貴妃」とする場合もあります。

    また、桃紅色の花を付ける株を「玄宗」と名付け、
    白色の花を付ける株を「白楽天」と名付けていることは、すでにご紹介した通りです。

         

    これは、「楊貴妃」ですが、白色に薄紅色の縦絞りが出ている花です。

         

    これは、薄桃色で、白覆輪があるのですが、
    はっきりした覆輪ではなく、霞のように覆輪が縦に散っています。

    以上の2タイプには、まだ名前が付いていません。
    どちらも、美しいので、名前が付くとよいと思いますが、
    楊貴妃、玄宗皇帝、白楽天、に続く登場人物を、さて誰にするか?
    と、いうところで、止まっているのかもしれませんね。

    「楊貴妃」の五色咲きの花は、どれも花色が異なるだけで、花の形、葉や木の特徴、開花時期はすべて同じです。

          

    これは、五色がそろって咲いている、盆栽仕立ての「楊貴妃」です。
    見事!の一言に尽きる、名花。

    これが、元はやぶ椿だったとは。
    自然の妙という言葉しか、思い浮かびません。

    今日は、土用。
    明日は、大暑。
    暑さ本番を迎えます。

    皆さま、どうぞご自愛くださいますように。

    では、
    今週も、よい7日間をお過ごしください。


    週刊 平戸の椿は、よい椿 「白楽天」

    • 2013.07.15 Monday
    • 09:59
          

    今週の椿は、「白楽天」です。

    花色・花型   白
              一重で筒〜ラッパ咲き
              筒しべ
              花型は、整然として、花つきもよい

    花の大きさ   中輪

    花    期   2〜4月

    葉・樹特徴   葉は長楕円形
              葉先は鋭く尖っている
              葉の先端がよじれ、反曲する
              枝は細く、垂れ性であるが、樹勢は強い

    先日からお見せしている「楊貴妃」の枝変わり
    白花が出る部分を育てたもの。


    <管理人より>

    今週の「白楽天」は、白花なのでこの名前が付いた、というだけでなく、
    白楽天は、楊貴妃、玄宗皇帝と深いかかわりがあります。

    椿の「白楽天」は、「楊貴妃」の枝変わりなので、この名前が選ばれました。

    白楽天は、白居易の別名。
    唐時代の詩人です。

    長恨歌の作者として、つとに有名。

    長恨歌は、楊貴妃と玄宗皇帝との悲劇的な恋物語を漢詩で表したもの。
    漢詩の中でも、ストーリー性のあるものとして、多くの人々に愛されました。

    中国のみならず、朝鮮、日本でも多く読まれ、
    日本の文学にも、多大の影響を与えました。


    暑くなってきました。
    皆さま、どうぞお体をおいといくださいますように。

    では、
    今週も、よい7日間をお過ごしください。


    (6月24日の「楊貴妃」の写真を差し替えました。)

    週刊 平戸の椿は、よい椿 「玄宗」

    • 2013.07.08 Monday
    • 00:45
          

    今週の椿は、「玄宗(げんそう)」です。

    花色・花型   桃紅色
              一重で筒〜ラッパ咲き
              筒しべ
              花型は、整然として、花つきもよい

    花の大きさ   中輪

    花    期   2〜4月

    葉・樹特徴   葉は、長楕円形
              葉先は、鋭く尖っている
              葉の先端がよじれ、反転する
              枝は細く垂れ性であるが、樹勢は強い

    平戸産のやぶ椿からの選抜種

    栽培は容易

    原木は、枯死した。


    <管理人より>

    今週の「玄宗」は、6月24日の「楊貴妃」の枝変わりです。

    「楊貴妃」の時に書きましたが、
    この椿は、五色咲きで、1本の木に「桃色地に白覆輪(楊貴妃)」、「桃紅色(玄宗)」、「白色(白楽天)」、「白地に縦絞り(無名)」、「薄桃色で覆輪抜け(無名)」の5種類の花が咲きます。

    5種類の花が咲くのですが、
    「桃紅色」の花が出やすい枝を、挿し木すると、比較的「桃紅色」の花が出やすい性質があり、
    その挿し木によって得られた株は、特に「玄宗」と命名されています。

    玄宗は、中国唐時代の皇帝(685〜762 在位期間712〜756)。

    在位中、前半は、国をよく治め名君の誉れ高い皇帝でしたが、
    后を亡くし、新たに妃としたのが楊貴妃で、楊貴妃は皇太子の妃であったといわれています。

    楊貴妃は、大変美しく聡明で芸術にも優れ、玄宗は楊貴妃の魅力に溺れてしまい、政治を顧みなくなります。
    国は乱れ、後に国が乱れる原因となった楊貴妃のような女性を、傾国の美女などと呼ばれるようになるのは、ご存知の通り。

    玄宗も楊貴妃も、激烈な人生を送った人物ですが、
    2人の、もっとも華やいだ日々を、この2つの椿「楊貴妃」「玄宗」の端正な美しさに重ね合わせて、命名されたようです。

    では、
    今週も、よい7日間をお過ごしください。










      

    週刊 平戸の椿は、よい椿 「肥前墨染」

    • 2013.07.01 Monday
    • 16:59
       

    今週の椿は、「肥前墨染」です。

    花色・花型   黒色に近い暗紫色の一重
              ラッパ咲き
              筒しべ
              花糸は、紫紅色で葯(やく=花粉が出来る部分)は黄色で太い

    花の大きさ   中輪

    花    期   2〜4月

    葉・樹特徴   黒みを含む濃い緑色の長楕円形 葉のふちが外側に曲がる
              
    平戸市田平(平戸島へ渡らず本土側の地区)産のやぶ椿からの選抜。

    芽も黒紫で多花性。

    樹勢は強いが、挿し木の発根数が少なく、移植にやや難点がある。

    鉢植えには、適している。


    <管理人より>

    カテゴリーの花色に「黒」を加えました。
    今日ご紹介した「肥前墨染」は、名前の通り「黒み」が特徴となっていますので、赤色とは区別するのが良いかと思います。

    梅雨も大詰めに近づき、かなり蒸し暑くなってきました。

    ふと見ると、椿の新梢の先に、小さな蕾が付いています。

         

    椿は、この春伸び始めた新たな枝先にのみ、蕾が付きます。
    まだまだ、5ミリにも満たない大きさですが、
    来年の開花に向かう準備が、もう始まっているのです。

    では、
    今週も、よい7日間をお過ごしください。
              

    週刊 平戸の椿は、よい椿 「楊貴妃」

    • 2013.06.24 Monday
    • 00:15
          

    今週の椿は、「楊貴妃」です。

    花色・花型   桃色地に白覆輪(五色咲き)
              一重で筒〜ラッパ咲き
              筒しべ
              花型は、整然として花つきもよい

    花の大きさ   中輪

    花    期   2〜4月

    葉・樹特徴   葉は長楕円形
              葉先は、鋭く尖っている
              葉の先端がよじれ、反曲する
              枝は細く、垂れ性であるが、樹勢は強い

    平戸産のやぶ椿からの選抜種
    原木は、枯死した。

    <管理人より>

    椿の花は、花首から落ちることから、
    武家の間では好まれなかった、という説がありますが、
    この説は、明治以降の俗説だとも言われています。

    現に、平戸の武家屋敷周辺では、
    美しい花が咲く椿を、意図的に植えた形跡が見られます。

    今日ご紹介する「楊貴妃」もそのような椿の1つです。

    「楊貴妃」が、発見されたのは、
    平戸北部の稗田地区。

    稗田は、城の南に位置する、武家屋敷が立ち並んでいた地区で、
    道沿いに植えられている、槇並木の間にひっそりと咲いていたのが「楊貴妃」でした。

         
         今も残る、稗田の槇並木

    「楊貴妃」は、平戸で眼科を開業されていた、森下寿先生の命名。

    発見当時、「楊貴妃」は、この槇の木の間にあり、小さな木であったと伝わっています。

    今回ご紹介した写真では、桃色白覆輪ですが、
    実際は、5色咲きで、1本の木で桃色や白など様々な色の花がさく椿です。

    残念ながら、原木は枯死してしまい、現在、私たちが見ているのは、原木からの子孫株です。

    白い花が咲く枝からの子孫株は、特に「白楽天」の名が付き、
    多くの人に愛されています。

    では、
    今週も、よい7日間をお過ごしください。







    週刊 平戸の椿は、よい椿 「肥前白眉」

    • 2013.06.17 Monday
    • 00:33
          

    今週の椿は、「肥前白眉」です。

    花色・花型   白色の一重
              筒咲き
              花弁は、やや肉厚で、しわや縮みが無く、至極清純
              しべも先細りの筒しべで、美しく整っている
              咲ききっても花型が乱れず、端正。
              
    花の大きさ   小輪

    花    期   2〜4月

    葉・樹特徴   形の良い中型で平坦な葉は、花の魅力を一段と引き立てている

    平戸市田平のやぶ椿からの選抜種
    欠点の無い品種

    <管理人より>

    しわや縮みが無く美しく端正で、欠点が無い。
    羨ましいほどの賛辞が並んでいますが、
    事実、美しい白椿です。

    「白眉」とは、中国の故事から。

    蜀の時代、馬という家には、5人の息子がおり、
    どの息子も優秀であったが、
    その中でも、眉毛に白い毛がある「馬良」という息子は、特に優れていたことから、
    多くの中で、もっともすぐれた人物を「白眉」というようになった、のだそうです。

    6月も中旬を迎え、
    気温が上がってきました。
    雨はうっとうしいものですが、植物にとっては大切な水分。

    春から延び始めた椿の新梢は、充実の時を迎えます。

    では、
    今週も、よい7日間をお過ごしください。








         

    週刊 平戸の椿は、よい椿 「平戸侘芯」

    • 2013.06.10 Monday
    • 00:00
          

    今週の椿は、「平戸侘芯」です。

    花色・花型   赤色 一重咲き
              筒咲き

    花の大きさ   極小

    花    期   冬〜春

    葉・樹特徴   葉は、小さくやや丸みを帯びた楕円

    侘芯とは、雄蕊(おしべ)の先端の花粉を作る器官が退化し、花粉を作らないものをいいます。
    写真をご覧になると、椿の葯(やく)と呼ばれる黄色い部分が白くなっているのがお判りになると思います。
    通常、椿に見られる黄色い部分は、花粉なのですが、侘芯の場合は、花粉を作らないため、白いのです。

    この椿は、平戸南部の海岸付近で発見された、やぶ椿です。


    <管理人より>

    この椿は、楚々としてかわいらしく、お茶花に使えるのではないかと思います。

    平戸のやぶ椿の中には、おやっと思わせるように小さな花があります、
    その小さな花の中の芯が、黄色い普通の椿なのか、
    はたまた、今日お見せしたように侘芯なのか。
    それを、群生したやぶ椿の中から探し出す、根気、というか、熱意というか。

    椿・山茶花振興会のおじ様たちの、椿に掛ける熱い情熱。
    いつも頭が下がります。

    頭が下がる、といえば、もうひとつ。

    平戸市中南部に、根獅子(ねしこ)という集落があります。

    国の重要文化的景観にもなっている地区です。

    棚田が広がり、海は美しく、
    キリスト教の歴史とも深く繋がっていて、
    食べ物は、おいしくて。

         

    この根獅子で、竹林となっていた遊休地を造成し、
    椿を植えるプロジェクトが始まっています。

         

    約25アールの土地に、この春220本の苗木を植栽。
    この秋には、選抜種200本を植える予定。

         

    苗木は、まだ小さいので、花が咲くのには、2,3年かかるかもしれませんが、
    平戸椿の本格的な保存園が、数年後にはできる予定です。

    保存園が完成したら、
    花を楽しんでもらい、椿の種から油を採り、
    もちろん、根獅子の活性化にも、と夢が膨らんでいます。

    数年後、椿の頃には、
    平戸の椿も観てみたいとおっしゃるお客様を、平戸に沢山お迎えしたいですね。

    では、
    今週も、よい7日間をお過ごしください。